こぐま会の基本データ

HP: http://www.kogumakai.co.jp/index.html


社名: 株式会社幼児教育実践研究所

 

代表者: 久野泰可

 

住所: 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿南2-1-11 AMビル3F (恵比寿本校受付) 

 

電話番号: 03-3715-4700 (恵比寿本校受付)

 

FAX番号: 03-3780-4747

 

教室:

■恵比寿本校(受付)

 〒150-0022

 東京都渋谷区恵比寿南2-1-11 AMビル3F 

 TEL : 03-3715-4700 FAX : 03-5725-2380

 

■大森教室

 〒143-0016

 東京都大田区大森北1-10-14 Luz大森 6F

 TEL : 03-6809-0510 FAX : 03-6809-0515

 受付営業時間 : 火~土 10:00~17:00

 

■吉祥寺教室

 〒180-0004

 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-10-5 三慶ビル3F

 TEL : 0422-29-7572 FAX : 0422-29-7573

 受付営業時間 : 火~土 10:00~18:00

 

内容について:

ばらクラス(年長児)/ゆりクラス(年中児)/そらクラス(年少児)  

 恵比寿本校 : 03-5489-1630(教務部)

 大森教室 : 03-6809-0510(大森教室受付)

 吉祥寺教室 : 0422-29-7572(吉祥寺教室受付)

 

ひまわり会

 03-5724-8108(ひまわり会)

 

入試対策クラス・季節講習会・セミナー

 恵比寿本校 : 03-5489-1630(教務部)

 大森教室 : 03-6809-0510(大森教室受付)

 吉祥寺教室 : 0422-29-7572(吉祥寺教室受付)

 

テスト全般・テスト会員

 03-5489-1630(教務部)

 

小学生 集団本科・個別授業・TIテスト

 03-3462-4174(こぐま会小学部)

 

小学生 英語クラス(Primary English)

 03-5489-1630(教務部 Primary English 事務局)

 

 


こぐま会の教育について

こぐま会は、幼児の思考力を育てる「KUNOメソッド」を用いた授業で

私立・国立小学校に毎年多くの合格者を送り出しています。

こぐま会では、これまで幼小一貫教育の理念にもとづいて、2才児から小学3年生までの幼児・児童を対象に、それぞれの年齢にふさわしい基礎教育のあり方を追究し、実践してきました。とくに、就学前の子どもたちを対象とした教育を「教科前基礎教育」という考え方でとらえ、その内容と方法を独自に開発し、教室での実践を通じて、検証してきました。そうした基礎教育の実践の中で、幼稚園受験や小学校受験といった現実的な課題にも対処し、大きな成果を上げています。

 

 


こぐま会の教育は、3つの考え方によって支えられています。

1. 「教科前基礎教育」という考え方

私たちの提唱する教科前基礎教育とは、小学校入学以降に始まる教科学習を支える考え方の基礎を、子どもたちの生活や遊びにテーマを求め、発達段階にみあった内容と方法で指導しようというものです。ですから、いまはやりの「早期教育」つまり、何でも早い方がいい - という考え方とは異なり、その時期にふさわしい方法で、基礎体験を積み上げることを私たちは求めています。

 

2. 「事物教育」の実践

幼児期の教育方法の基本は、事物に対する働きかけを、どこまで保障してあげられるかということに要約されます。つめ込み主義の教育の一番の誤りは、子どもたちの主体的な働きかけを最大限ひきだすのではなく、どれだけ多くの情報や知識を注入するか、ということに教育全体が集中する点です。こうして形式的な教え込みが、ひんぱんに行われることになります。しかしそのような指導では、論理的な思考力が育つはずはありません。私たちは、指導する内容にあわせ、できる限り具体物を用いた授業を考えています。

 

3. 「対話教育」の実践

幼児期の子どもたちの教育では、文字を読ませたり書かせたりする前に、指示を聞いて問題を考えたり、考えたことを言語で説明したりすることを基本とします。特にペーパーワークでは、「できた - できない」で子どもの能力を判断しがちですが、できても、できなくてもどのように考えたかを言語化させることによって、子どもの思考のプロセスを把握し、適切なアドバイスをすることが必要です。また、「言語を通して思考を育てる」ためには、対話教育を実践することが、大変重要になってきます。

 

 


事物に働きかけ、考える力を育てる        「KUNO method」 指導の方法

- 3段階学習法 -

こぐま会では、指導に際して「事物への働きかけ」と「対話による理解の確認」を大切にしています。それは子どもが事物に直接働きかけることで、ものごとの関係を自ら発見していくことができ、また考え方の根拠を言語化(言葉による説明)する努力を通して、論理的思考力の土台がかたちづくられていくと考えているからです。

特に、ばらクラスに進級する直前のゆりクラス9月からは、 (1)身体全体を使う活動、 (2)手を使い事物に働きかける個別学習、 (3)認識を定着・発展させるペーパーワーク、という3段階で授業を行っています。同じテーマの学習を3段階で行うことによって、イメージ化・内面化といわれる大切な学習プロセスを保障し、幼児期の最大の課題である「具体から抽象へ」の橋渡しを実現しています。幼児が物事を理解する道筋にみあった指導方法が、こぐま会にはあります。

 

1. 身体全体でかかわる活動

集団でのごっこあそびなどを行います

「勉強」というと、まず問題集やドリルなどが思い浮かぶと思います。しかし幼児が興味をもって自ら取り組もうとするのは、五感で感じることのできる対象です。授業でも、まず遊びや生活の場面を再現し、ごっこ遊びなど身体全体を使う活動から始めます。自然なかたちで学習をスタートさせることで、積極的に取り組む姿勢が生まれます。

 

2. 事物を使った試行錯誤

机の上で教具・カード教材などを操作します

「事物を使った学習はやさしくて、ペーパー問題は難しい、だから一刻も早く過去問に取り組みたい・・・」という方は非常に多いと思います。しかし、ペーパーのみの学習では本物の学力は絶対に身につきません。物事に働きかけ試行錯誤する中で、ものの本質や関係性を学んでこそ、その経験がペーパーで問われた時に活かされ、考える力が要求される難問を解くことができるようになるのです。実際、事物を用いた試験を行う小学校では、ペーパーよりも難しい課題が多く出されています。答えの根拠の説明まで求められる、ということもその難しさのひとつですが、むしろ事物を使って質問されるからこそ、本質的であり、難しいと言えるのです。

 

3. 教師との対話・ペーパーによる理解の確認

考え方、答えの根拠をはっきりさせます

身体や手を使うことで充分に深まった理解を、最後にペーパーワークで点検します。しかし、ペーパー上の問題は、本当に理解していなくても、技術的な方法で、または偶然解けてしまう場合が少なくありません。そのため、正しい考え方で解いたのかを確かめるために、こぐま会ではどんな課題においても「なぜ、そうなりますか?」と質問し、答えの根拠を説明させるようにしています。このとき、頭では理解していても、言葉にならない身振り手振りというのがあります。これも、言語化への過程の重要な一段階として評価しています。大切なのは、本当に理解させること、分かったつもりにさせないことです。

 

 


週刊朝日 記事

2015年2月13日号より抜粋

 

世界的企業でも一瞬で倒れることのある今の時代、新しい市場を切り拓く“スモールビジネス”に注目が集まっている。そんななか、以前から独自の問題意識によって社会に伏在するニーズを掘り起こしてきたのは、「こぐま会」だ。

 大志は人を動かす。「幼児教育から日本の教育を変え、社会を変えたい」と言う人がいる。

 東京都内で幼児教室「こぐま会」を運営する幼児教育実践研究所の代表取締役、久野泰可さん(66)である。

 東京駅前にある書店の丸善で教材売り場をのぞくと、「こぐま会」と表示した棚が一角を占めている。紀伊國屋書店でも同様だ。10年前くらいから売らせてほしいという書店が現れ、買い取りを条件に全国約200店に直接卸している。

 久野さんの幼児教育は、英語や算数などの教科の早期教育ではない。例えば円錐や円柱などの立体や積み木を子供たちに見せたり触らせたりする。また粘土で同じ形を作らせる。

 まるで遊びのようだが、形や大きさ、数の概念を自然に理解させる。久野さんはこれを「事物教育」と名付けた。また、絶えず語りかける「対話教育」も重視する。自分の考えや気持ちを伝える能力を自然に育むことができるという。これらの実践と理論を「KUNOメソッド」としてまとめている。

 もともと教育学の研究者を志望して大学では教育学部に入ったが、「教育者は、大学の先生を頂点に序列ができていて、幼稚園の先生は一番下で何も発言できない」ことを知った。

「これを引っ繰り返さなければ」と決意し、72年に指導教授の呼びかけで幼児教育の実験教室に加わったのが発端だ。

 しかし幼児に何をどう教えればよいのか、悪戦苦闘の日々だった。やっと現在のメソッドを独自に確立し、独立して「こぐま会」を始めたのは86年である。目的は、子供が小学校に入って抵抗なく学べるための「教科前基礎教育」である。

 意外なのは、これが小学校受験にも効果的で、有名私立小学校にかなりの数の子供たちを入れている。

 近年は、海外展開も広げており、香港、韓国、中国・上海、ベトナム、インドでKUNOメソッドを導入する幼児教室や幼稚園が増えている。

 現在、生徒数は国内約400人に対して海外はざっと8500人にも上るという。

「米国にも出て、幼児教育の重要性を世界に発信したい」と、久野さんは考えている。

「最近、幼児教育に政府も注目し始めましたが、中身の議論が抜けています。小学校の教科の前倒しではマイナスです。子供の理解力を培う適切な幼児教育に国を挙げて取り組むべきです」と訴える。